こんにちは、ゆうこ(@yuko_tblife)です。
海外旅行に行くときの準備に必須とも言えるのが「海外旅行保険」。
海外旅行保険といえば、保険会社で申し込む方も多いですが、現在はクレジットカードに付帯の海外旅行保険を利用する方が増えています。
この記事では、私も実際に海外旅行保険で使っているおすすめのクレジットカードと、私は使っていないけど旅人の間でとても人気なクレジットカードを紹介しています。
すべてのカードを簡単に比較できるように表にまとめているので、海外旅行保険付帯のクレジットカードを探している方は、ぜひ表を見ながら自分に合うクレジットカードを選んでみてください!
※傷害死亡・後遺障害以外の補償額は合算できますが、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、合算しても補償額が低いものも多いので、医療費の高い国に行く場合は補償額が不十分なこともあります。
その場合は、保険会社の海外旅行保険も併せて申し込むことも検討しましょう。
海外旅行保険付きクレジットカードの選び方
クレジットカードの海外旅行保険は、一般的に旅行開始から90日間が補償期間となります。
90日(3ヶ月)以上海外旅行に行く予定の方は、「自動付帯」と「利用付帯」についても詳しく知っておくことで、補償期間を90日以上に伸ばすことができます!
- 治療費補償額で選ぶ
- キャッシュレス対応を選ぶ
- 自動付帯or利用付帯で選ぶ
- 年会費で選ぶ
- その他のメリットで選ぶ
治療費補償額で選ぶ
海外旅行保険の補償額は、高いに越したことはありません。
ただ、補償額が高くなるとそれだけ年会費が高くなることもあるので、予算に合わせて選ぶことが大切!
傷害死亡・後遺障害の金額で選ぶ方もいますが、海外旅行に言ったら死んでしまう確率よりも病気や怪我になる可能性のほうが高いので、治療費の補償額で選びましょう!
傷害治療→怪我による治療や入院
疾病治療→病気による治療や入院
コロナによる入院は、疾病治療でカバーされる保険がほとんどです。
ちなみに、傷害死亡・後遺障害以外の金額は、持っているクレジットカードすべての合算金額になるので、たくさん持てば補償額が多くなります!
キャッシュレス対応を選ぶ
キャッシュレス対応は絶対と言ってもいいほど必須条件です!
キャッシュレス対応していれば、病院にお金を払わずに治療を受けられます。(もちろん入院費用も)
キャッシュレス対応じゃなければ一度自己負担してから、保険金請求をする必要があるため、補償内とはいえ高額になったときは不安ですよね!
治療内容や国によっては治療費が何百万円になることも!
キャッシュレスを利用して病院に行きたいときは、事前にキャッシュレスの対応窓口に電話して病院を予約してもらう必要があります。
窓口の対応時間が平日の9時から17時までとなっているところも多いので、怪我など緊急で窓口の電話が繋がらない時間だけど今すぐ病院に行きたい!という場合は、自費で支払って後から保険金請求することもできます。
その場合、医師の診断書や治療費の明細書が必要になることもあるので、海外旅行に行く前にしっかりと保険請求の方法も調べておくのがおすすめ!
自動付帯or利用付帯で選ぶ
- 自動付帯→クレジットカードを持っているだけで自動的に適用される
- 利用付帯→クレジットカードの利用が条件になっていて航空券や交通費を支払うことで保険が適用される
クレジットカードの海外旅行保険には、自動付帯と利用付帯があります。
自動付帯のクレジットカードは持っていれば自動的に適用されるので、使わなくてもOKです。
ですが、利用付帯なのに航空券や交通費を支払っていなければ海外旅行保険は適用されません!
そして、利用付帯には注意点があります。
利用付帯にもさまざまな条件があるので、自分の持っている利用付帯のクレジットカードはどのような条件になっているのか確認しましょう。
利用付帯の条件にはこんなものが。
- 日本を出国する以前に 「募集型企画旅行の料金」 に該当する代金をカードで支払う
- 日本出国後、時刻表のある「公共交通乗用具」の料金をカードで支払う
- 日本出国後、「搭乗する公共交通乗用具」の料金をカードで支払う
①の場合、日本出国前に支払いが条件なので、保険が適用される期間は自動付帯と同じで出国から90日です。
しかも、「募集型企画旅行の料金(パッケージツアー)」だけなので、航空券のみを購入しても保険は適用されないんです!
ちなみにこれは楽天カード。
こんな条件もあるので、しっかりとチェックしておかないと海外旅行保険に入ってるつもりが実際は入れていないなんてこともありえるんです。
90日以上の長期で海外旅行に行く方は、②と③のように、日本出国後にカード決済することで保険が適用になるカードを持っておくのがおすすめ!
自動付帯など出国後90日の保険が適用になった状態で旅行を続け、90日経つころに利用付帯のカードを使うことで、さらにそこから90日保険が適用になるんです。
ただしここでも注意点。
②の場合時刻表のある電車・航空券・リムジンバスのみが利用付帯の条件になっているので、タクシー・Grab・レンタカーなど時刻表のない交通費では保険が適用になりません!
これは私が持っているセゾンゴールドプレミアムカードの条件です。
③は、Grabやタクシーなどでも保険が適用開始に!これはリクルートカードの条件なんですが、実際にバリ島でGrabを使って保険が適用されている方がいました!
【リクルートカード利用付帯海外旅行保険について】
Grab carの支払い(アプリ内のクレカ支払い)でも適応されてました!実は今日病院行ったんですが(風邪・コロナじゃないで)
昨日、電話で保険について問い合わせたら、Grabの支払いでもちゃんと利用付帯が適応されるとのことでした👍🏻よかったぁ😭 pic.twitter.com/KGrw9PhNU6
— AYANA🏝バリ島 (@_AYANA_DIARY_) April 14, 2020
私はリクルートカードとセゾンゴールドプレミアムカードの2枚を利用付帯のカードとして持っています。
もう一つ気をつけておきたいのが、意図しないところでこの利用付帯のカードを使ってしまうこと。
自動付帯の保険期間がまだ残っているにも関わらず、間違って利用付帯の保険が適用になる交通費の支払いをしてしまえば、そこから保険開始になるので、誤って使わないよう、旅行中は財布に入れずに金庫に置いておくなど注意しましょう。
また、自動付帯でも一部利用付帯でカードを利用すれば補償額が高くなるカードもあります!
利用付帯はうまく使えば保険期間を伸ばすこともできるので、長期旅行の方は検討してみてください!
年会費で選ぶ
年会費が高ければ補償額も高くなるカードが多いですが、年会費無料でもしっかりと補償のついたクレジットカードもたくさんあります!
すでに解説したけど、傷害死亡・後遺障害以外の補償額は合算できるので、年会費無料のクレジットカードをいくつか持っておく方法もおすすめ!
その他のメリットで選ぶ
例えば、私も持っている楽天プレミアムカードは、自動付帯の海外旅行保険がついているほかに、空港のラウンジが何度でも入り放題のプライオリティパスがついています。
年会費は11,000円(税込)ですが、月1回ほど飛行機に乗るので、全然元が取れます。
しかもこのプライオリティパス、楽天プレミアムカードを通さずに普通に申し込むと年間6万円くらいするプランのもの!
特に世界一周などをする予定の方は、空港に行くたびにラウンジでご飯食べ放題・お酒飲み放題ができるので、かなりお得だし時間を楽しく潰せます。
海外旅行におすすめのクレジットカード一覧
上記の条件を考慮しながらクレジットカードを探してみてくださいね!
おすすめのクレジットカード(一部デビットカードあり)を一覧にまとめているので、数枚クレジットカードを作って補償額を合算すれば海外旅行保険も安心して楽しめます。
クレジットカード | 年会費 | 付帯 | 利用付帯条件 | 治療費補償額 | キャッシュレス対応 | その他のメリット |
エポスカード | 無料 | 利用付帯 | - | 傷害:200万円
疾病:270万円 |
○ |
|
リクルートカード | 無料 | 利用付帯 | 出国前に募集型企画旅行支払い
or 出国後に搭乗する公共交通乗用具支払い |
各100万円 | ○ | 「JCB」と「VISAorマスター」の2枚持ちが可能 |
横浜インビテーションカード(ハマカード) | 無料 | 利用付帯 | - | 各200万円 | ○ | 映画やレジャーで使える優待サービス |
楽天カード | 無料 | 利用付帯 | 出国前に募集型企画旅行の料金支払い | 各200万円 | ✗ | 楽天ポイントが貯まりやすい |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | 初年度無料・2年目以降3,300円(税込) | 利用付帯 | 出国前に募集型企画旅行支払い
or 出国後に時刻表のある公共交通乗用具支払い |
各300万円 | ○ |
|
楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | 自動付帯(一部利用条件あり) | 出国前に公共交通乗用具or募集型企画旅行支払 | 各300万円(自動付帯) | ○ | プライオリティパス無料申込 |
セゾンゴールドプレミアムカード | 11,000円(税込)年間100万円以上ご利用で翌年以降の年会費永年無料 | 利用付帯 | 出国前に募集型企画旅行支払い
or 出国後に時刻表のある公共交通乗用具支払い |
各300万円 | ○ | 映画が1,000円で見れる |
住信SBIネット銀行プラチナデビットカード | 11,000円(税込) | 自動付帯 | - | 傷害:1,000万円
疾病:700万円 |
○ |
|
私は住信SBIネット銀行のプラチナデビットカードの補償額が魅力で、年会費がかかるけど申し込みました。
モバイル保険は年間10万円まででるし、ラウンジが年3回まで利用できます。
海外旅行に行く人は、クレジットカードをブランドごと(VISA、マスターなど)に1、2枚ずつ持っておけば、1枚のカードが使えなくてもほかのカードが使える可能性があるのでおすすめ!
世界一周する人とかは、海外旅行保険が高すぎて入りたくないと考えてる人も多かもしれないけど、健康は自分で管理できても事故は防げないこともあるし、私は海外旅行保険は絶対入っておきたい。
90日以上の長期で海外旅行に行く人は、自動付帯のカードと別にリクルートカードを別ブランドで2枚持っておけば、最大270日までクレジットカード付帯の海外旅行保険でまかなえるので、海外旅行保険を申し込むよりとってもお得。
ただ、アメリカなど医療費が高い国は、クレジットカードの海外旅行保険だけではまかないきれない可能性もあるので、別途海外旅行保険に申し込むことも検討してくださいね!