こんにちは、YUKOです。
環境に優しい生活をしたいと思うようになって、普段使っているシャンプーやトリートメント、ボディクリームなどを環境に優しいものに変えたいと感じるようになりました。
そして、調べていく中で、簡単に変えられるものとしてココナッツオイルがヒットしました!
活用方法はこの記事で詳しく解説してますが、うがいをして口臭予防になったり、免疫力をつけることができたり、ヘアオイルになったり、と本当にさまざまな使い方ができるんです。
さらに、環境に関してもとても優しいことがわかったので、ココナッツオイルに関するいろいろな情報をシェアしたいと思います。
まずは、ココナッツオイルと環境について書いていくので、すぐにココナッツオイルの栄養・効果を知りたい人は「ココナッツオイルの栄養と効果」の見出しに進んでみてください!
ココナッツオイルと環境
環境に興味がある人なら、アブラヤシ(パームヤシ)が環境に悪いことは聞いたことがあるかも。
パーム油は、スナック菓子やインスタント食品によく使われていて、普段から意識せずにとっている人がおおいと思います。
でも、パーム油は、実を収穫してから24時間以内に搾らないと品質が落ちるそうで、大規模なプランテーションと工場が隣接しているんだそうです。
この場所を作るために森林が伐採され、オランウータンやゾウの生息地が奪われているという環境にとても悪いものなんです。。
でも、ココナッツのできるココヤシは、生産性が高く実だけでなく木も葉っぱも実の外側も、ほぼ全てが活用されています。
生育環境も生態系に優しいうえ、背が高く根が横に広がらないので、バナナやマンゴーなどさまざまな植物と共生ができるそうです!
土の仲にあるミネラル分を栄養として育つことができるので、農薬を使わないオーガニックのココナッツオイルが作れるのです。
ただし、ココナッツオイルの収穫には、猿を利用したものもあるそうで、動物愛護の観点から収穫に猿を使用したココナッツオイルの使用は避けたほうがよさそうだと感じています。
ココナッツオイルの栄養と効果
- ビタミンE
- 中鎖脂肪酸(ラウリン酸・カプリル酸・カプリン酸など)
すごいのは中鎖脂肪酸で、脂肪として体内に蓄積されにくい脂肪酸として知られています。
ほかの脂肪酸に比べ、エネルギーにすばやく分解されるうえ、脂肪を燃焼させるミトコンドリアを増やしてくれるそうです。
もし、ダイエット目的で食べて摂取するなら、ココナッツオイルから中鎖脂肪酸の成分を取り出した中鎖脂肪酸100%のMCTオイルがおすすめ!
そして、美容目的でお肌や髪の毛に使いたい人は、ラウリン酸という成分に注目です!
ラウリン酸は、母乳にも含まれる成分で、免疫力の強化や抗菌・抗炎症作用があります。
わかりやすいように、ココナッツオイルの効果を一覧にしてみます。
- 脂肪燃焼(中鎖脂肪酸)
- 口臭予防(ラウリン酸)
- カンジダ菌の繁殖を抑制(ラウリン酸)
- 抗酸化作用(ビタミンE)
- 髪のたんぱく質損失を防ぐ(ラウリン酸)
- 白髪・抜け毛予防(ラウリン酸・ビタミンE)
すごい!
栄養成分が入っているということで、こういった効果が期待できるかも!という感じです。
ココナッツオイルで気をつけること
ココナッツオイルは、健康にもいいとはいえ油です。
食べすぎると太る原因にもなってしまうので気をつけてくださいね!
さらに、頭痛や吐き気、アレルギー反応が副作用として出る人もいるそうです。
最初は少量から試したり、体調のいい日に試すなど、無理のない範囲で使ってみてください!
そして、ココナッツオイルは、25℃以下になると白く固まります。
でも、体温で温めれば透明な液体になるので、季節によって形状が変わりますが、品質には変化ないようです。
食用の油と同じで、そのまま排水溝に流してしまうと、環境にもよくないし排水溝が詰まる原因になります!
排水溝には流さないようにしましょう!
そして、ココナッツオイルは身体に悪いと言っている人もいるし、何事もバランスよくが大切です!
私のブログだけを過信しすぎずに、自分自身でさまざまな情報を探してみることもおすすめします!
保存期間は2年間ほどと言われていて、ココナッツオイルは酸化しにくいのが特徴です。
でも、日にあたると劣化しやすいので、日光の当たらない場所で保管しましょう!
ココナッツオイルの選び方
ココナッツオイルには、大きく分けて3種類あります。
- RBDココナッツオイル
- バージンココナッツオイル
- エキストラバージンココナッツオイル
RBDココナッツオイルのRBDには、「Refined(精製)」「Bleached(漂白)」「Deodorized(脱臭)」という意味があります。
アルカリの薬品を使って精製し、漂白したあとにココナッツ特有のにおいを抜いたものがRBDココナッツオイルです。
漂白と聞くと身体に悪そうなイメージがあるけど、これは通常の食用油でも同じ工程があるらしく、健康に害があるわけではないみたい。
でも、精製されることでせっかくのココナッツオイルの栄養が少なくなってしまうので、お肌や髪の毛に使いたい人にはおすすめしません。
バージンココナッツオイルは、コールドプレスといって低温圧搾されたもので、ココナッツの栄養がそのまま残っているのがポイント!
さらに、その中でも最も上質なものをエキストラバージンというそう。
だけど、明確な定義はないそうなので、バージンココナッツオイルとエキストラバージンココナッツオイルならどちらでもいいみたい。
- 未精製でコールドプレス(低温圧搾)されたエキストラバージン(またはバージンココナッツオイル)
- オーガニック認証
- 産地
- 中鎖脂肪酸が60%程度
- 瓶詰めのもの
購入するときは、この5つのポイントをチェックしましょう!
未精製でコールドプレスされているココナッツオイルなら、ココナッツの栄養がしっかり入っています!
そして、化学肥料や農薬などをできるだけ使っていないオーガニックのものがおすすめ!
ココナッツオイルには、オーガニック認証されているものが多いので、できれば認証のあるものを選びましょう!
- 日本:有機JAS認定
- アメリカ:USDA認証
- ヨーロッパ:EUオーガニック認証
有名どころならこの3つで、複数の認証を受けているものもあります。
さらに、産地はフィリピンかスリランカがいいみたい!
スリランカにしか生息しない固有種があったり、フィリピンはココナッツオイル生産量が世界1位でココナッツの品質や技術指導をしているココナッツ庁(Philippines Coconut Authority)なるものがあるらしいです!!
タイも原産国としては有名です。
そして、ココナッツオイルの中には、プラスチック容器に入ったものやプラスチックのパックで小分けされたものなどがあります。
ココナッツオイルには、溶解性成分があって、プラスチックを溶かしてしまうかもと言われています。
さらに、中鎖脂肪酸が100%のMTCオイルというものがあるのですが、これはココナッツオイルから中鎖脂肪酸の成分を取り出したオイルで、美容目的で使うなら重要になってくる「ラウリン酸」が入ってません!
おすすめのココナッツオイル
上記の5つの条件を満たしたうえで猿を利用していないココナッツオイルを探してみました!
Brown Sugar 1stは、猿を利用していないと公式サイトでも写真とともに公表しているブランドです。
生産国はタイですが、USDAオーガニックと有機JASの認証もついているし、信頼できそうなブランドでした。
ココナッツオイルのおすすめ保存方法
ココナッツオイルの形状変化を利用して、1~2cmほどの小さな製氷皿で凍らせてその後は冷蔵保存するのが便利なんだそう!
夏は液体状、冬は固形で毎回瓶からスプーンを使ってとりわけるよりも便利ですよ!
ココナッツオイルの活用方法
- ヘアトリートメント
- オイルプリング(うがい)
- ボディクリーム
- 食事に使う
- やけど・虫刺されに塗る
ヘアトリートメント
ココナッツオイルには、髪のたんぱく質損失を防ぐ(髪のダメージを防ぐ)ことができるそうです!
そのため、お風呂から出た後、髪を乾かす前にヘアトリートメントとして使うのがおすすめ!
たっぷりつけすぎるとベタベタになるので、少量で毛先を中心につけるようにするといいです!
ちなみに、頭皮マッサージの場合はシャンプーの前にするように書かれている記事もとても多かったです。
週に1回ほど(頭皮汚れやにおいが気になったときに)シャンプーの前にココナッツオイルを使って頭皮をマッサージしたあと、お湯で洗い流してからシャンプーをするといった感じ。
でも、環境の面と排水溝が詰まることを考えると、ココナッツオイルをシャンプー前につけてお風呂で洗い流すのはよくないと感じてます。。
オイルプリング(うがい)
オイルプリングとは、アーユルヴェーダで「オイルで口をすすぐ」健康法のこと。
アーユルヴェーダでは太白胡麻油が使われることが多いみたいですが、ココナッツオイルでも可能です!
ココナッツオイルを使って10分から15分うがいをすることで、口腔内の毒素や細菌を引きはがすことができるらしい。
さらに口臭予防効果もあるので、1日1~2回(朝起きてすぐか夜寝る前)ココナッツオイルでオイルプリングをやるといいみたい。
最初は首をまわすようにしてココナッツオイルをまんべんなく歯にしみわたらせます。
そうすると唾液が少しずつ出てくるので、そこからぶくぶくうがい開始。
私は、朝起きて10分オイルプリングをやっているのだけど、10分って意外と長い!
うがいが終わったら、排水溝ではなく、ゴミ箱に吐き出しましょう!
ビニール袋に吐き出すようにおすすめしてる人が多いけど、私は新聞紙を箱状に折ったものを使ってます!
私はオイルプリングが結構気に入ってて、歯石取りに行った後のような感覚になります!
もちろん歯磨きはこれまで通りやってくださいね!
ボディクリーム
ココナッツオイルには、お肌の保湿成分もあるので、私はお風呂上りに化粧水を全身に塗った後、顔以外全てにココナッツオイルを塗っています!
ベタベタするので少量を伸ばすように使うほうがおすすめ!
食事に使う
これが本来の使い方なのかもしれないけど。。
ココナッツオイルは、栄養価は高いけど油なので、1日大さじ1~2杯で十分みたい。
普段油を使うことが多いなら、そのかわりにするのがいいかも。
よく使われている使い方はこんな感じ。
- コーヒーやドリンクに入れる
- クッキー(バターのかわりに)
- 焼きりんご
- トースト
香りが甘いけど、お菓子以外の料理レシピもたくさんあったから、興味のある人はいろいろ作ってみてください!
香りが気になる方は無香タイプのココナッツオイルもあるみたいです。
なかでもココウェルのココナッツオイルは、ココナッツの果肉を乾燥させた「コプラ」から抽出していて、化学製品を使わない方法で精製されているものとなっています。
Amazonだと1個より2個セットの方が割安でお得でした!
プラスチック容器に入っているのが気になりますが、BPAフリーだそうです。
やけど・虫刺されに塗る
ココナッツオイルには、消炎作用があるので、やけどに塗るとひりひりがなくなるみたい!
やけどのために市販の薬を買わなくてよくなるのは嬉しい!
虫刺されもかゆみがなくなって、直りが早くなるそうです!
ココナッツオイルで環境にも自分にも優しい生活をしよう!
ココナッツオイルを使うことで、私はヘアトリートメント・ボディクリームをやめることができました!
環境に優しい製品を使うことを心がけたいけど、やっぱりすぐに全てのものを買い替えるのは不可能。。
ずっと続けていくためにも、できることから始めたいと思って今回ココナッツオイルを使うことにしてみました!
もし、環境に優しい製品を探している人は、ココナッツオイルにもチャレンジしてみてください!
環境に優しい石鹸もご紹介しています!
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