ファスティングやダイエットなどでよく取り上げられる「酵素ドリンク」。

 

私自身ファスティングに興味があったので酵素ドリンクについても調べるようになりました。

そして調べていくと、さまざまな情報が入ってくるようになり、その中でも気になったのが「酵素ドリンクは効果がない」ということ。

 

 

今回は、酵素とはなにか?というところから、酵素ドリンクが効果があるのかないのか、酵素ドリンクを飲む以外に酵素を摂る方法はあるのかまでまとめています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

 

私は専門家ではありません。

この記事は、ネット上にある情報をまとめたものになるので、どれが正しいのかは私自身もわかりません。

 

こういった情報もあるんだなと参考にしながら、気になる部分はご自身で調べてみてくださいね!

 

酵素とは?

生物がつくりだす触媒作用をもつタンパク質で、生体触媒ともいう。生体内で行われるほとんどの化学反応は、酵素の触媒によって初めて進行するので、生命にとってはなくてはならないものである。

出典:日本大百科全書(ニッポニカ)「酵素」の解説

日本大百科全書(ニッポニカ)によると、このような解説がなされています。

少し難しいですが、「生体内で行われるほとんどの化学反応」というのは、消化・吸収・代謝・分解などのことを指しています。

 

そして、酵素にはさまざまな種類があり、人間の体内には5,000種類を超える酵素が存在すると言われています。

 

 

タンパク質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、デンプンを糖に分解するアミラーゼなどは酵素の一種です。

余談ですが、麹には30種類以上の酵素が含まれていると言われており、お肉をつけると柔らかくなるのは、お肉のタンパク質をアミノ酸に分解することで柔らかくなります。(タンパク質は分子が連なってできている)

 

酵素栄養学とは?

酵素栄養学とは、酵素が重要な栄養素だとみなす理論で、エドワード・ハウエルが専門書や一般向けの著書を出版することで知られるようになりました。

 

この理論では、体内には「潜在酵素(消化酵素と代謝酵素)」があり、潜在酵素が消耗されすぎると病気の原因になると言われています。

そして、食品に含まれる「食物酵素」を摂ることで食品の消化を助け、消化酵素の分泌が少なくなり潜在酵素の消費を抑えることができると考えられています。

 

「潜在酵素」は「体内酵素」とも言われているようです。

 

 

この酵素栄養学は、エドワード・ハウエル本人が実験などをしたわけではなく、潜在酵素も現代の生化学や分子生物学でも確認されていないそう。

そのため、酵素栄養学自体が指摘されたり、科学的根拠がないと言われているんです。

参考記事酵素栄養学に科学的根拠はあるのか?

 

そして、この酵素栄養学の観点から、「食品から酵素を摂ることが大切!」と販売されているのが酵素ドリンクなんです。

 

酵素ドリンクとは?

酵素ドリンクは、野菜や果物などを発酵させ、酵素の働きによって作られたドリンクです。

プチ断食やファスティングなどに使われることが多く、日本では「ダイエット目的」で販売されているものも多くあります。

 

酵素ドリンクが効果がないと言われる理由

酵素は60℃を超えると失活してしまうと言われています。

過去にテレビ番組で、食品衛生法で65℃以上(pHによっては85℃以上の場合も)で加熱殺菌しなければ飲料として販売できないから、酵素ドリンクはすでに酵素が失活していて意味がないと言われたのが酵素ドリンクが効果がないと言われる理由です。

参考記事酵素ドリンクの酵素は生きていても、死んでいても効果は無いよ

 

酵素は体外から摂取することはできない

酵素はタンパク質の一種です。

ドリンクとして酵素を摂取すれば、アミノ酸に分解されて吸収されます。

 

酵素を摂取したところで「酵素」として体内に摂り入れられることはありえないようです。

これはもう酵素が生きているとか死んでいるとかの話ではないことがわかります。(酵素は微生物ではなくタンパク質の一種なので「生きている、死んでいる」という表現もそもそもおかしいらしい。)

 

 

酵素ドリンクで酵素を摂り入れようというのは、髪の毛が薄くなってきたから髪の毛を食べようと言っているぐらい無理のある考え方ではないかと言っている人もいました。

参考記事酵素栄養学に科学的根拠はあるのか?

 

 

ですが、酵素ドリンクを飲んで痩せたという人がいるのも事実。

これは、普段の食事を酵素ドリンクに置き換えたことで摂取カロリーが減ったからだと考えられます。

 

酵素ドリンクが効果があるかないかという話でいえば、「酵素を摂り入れることができるか」であれば「できない」、「痩せることができるか」であれば「酵素以外の効果によって痩せる人もいる」というのが答えではないでしょうか。

 

 

酵素ドリンクで酵素を摂り入れることはできないけど、野菜や果物などに含まれる栄養は摂取できるため、成分によっては健康にいいものもあるかと思います。

 

ファスティングに酵素ドリンクがすすめられているのは、固形物を摂取せず消化器官を休めている間に、液体状で消化にエネルギーを使わずにビタミンやミネラルなどの栄養が摂れるからなのではないかなと感じています。

必要最低限のカロリーで栄養を摂取するには、ドリンクで摂るほうが効率的なのかもしれません。

 

「酵素」という名前がついているし「食べ物から酵素を摂ろう」とうたって酵素ドリンクを販売している人がいるから、私はどこか引っ掛かっていただけなのかも。

 

体内の酵素を増やすためには

私はさまざまな情報を調べた結果、酵素は食品からは摂取することができないという意見を信じることにしました。

そこで気になったのが、「体内の酵素を増やす方法」です。

 

ちなみに、「体内の酵素を増やす方法」でネット上を調べても、「体内酵素」や「消化酵素」などと書かれている記事は、酵素栄養学がもとになっています。

やはりそのほとんどが「酵素をたくさん含む食品を生のまま食べる」と書かれていました。

 

いろいろな記事を見てみましたが、どれも酵素を含む食品をたくさん食べるという記事ばかりで、そもそも「酵素を増やす」という概念が違うのかもしれないなと感じています。

 

 

酵素はタンパク質なので、良質なタンパク質を摂って体内でアミノ酸に分解し、そのアミノ酸でタンパク質を作るという流れが酵素を作ることに繋がるのではないかと感じました。

結局はバランスよくいろいろなものを食べて栄養を摂るのが一番なのではないかと。

 

 

酵素がそのまま体内に摂取されないとはいえ、「酵素をたくさん含む食品」って生のフルーツや野菜、ナッツ、発酵食品など体にいい食品が多いんです。

特にプラントベースの食生活をしている人が積極的に食べるであろう食品ばかりです。

 

 

普段野菜やフルーツをあまり食べずにケーキやジャンクフードなどの添加物たっぷりのものばっかり食べて栄養がかたよっている人よりも、「酵素をたくさん含む食品」を意識して食べている人のほうが体内の状態はよさそうですよね。

 

ファスティングは専門家のアドバイスを受けた方がよさそう

そもそも私がファスティングに興味を持ったのは、これまで摂取し続けてきた添加物などをリセットできるのでは?と思ったからです。

そして酵素ドリンクや酵素を増やす方法などを調べてきましたが、やっぱり知識のない一般人の私が結論を出すのは難しいトピックでした。

 

調べれば調べるほどファスティングは専門家のアドバイスを受けながら行うほうがいいと感じます。

 

ただ単に痩せたいから、最近食べ過ぎてたからという理由で自己流で何日も食事を抜くというのは、健康面でもあまり良くないような気がします。

酵素ドリンクは価格も高いし、安いものを選べば人工甘味料や添加物がたくさん入ったものもあるし、知識のない人が安いからという理由で酵素ドリンクを選べばただのジュースでファスティングをしようとしているのと同じだと思うからです。

 

これは私個人の考えなので、こういう考えの人もいるんだな、くらいに思っていただければ嬉しいです。

 

 

栄養や健康については勉強しながらブログにまとめています。

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