確定申告・税金

海外ノマドは住民票は抜くべき?気になる税金・保険・年金について【海外転出届のメリット・デメリット】

投稿日:2018/12/30 更新日:

こんにちは、YUKO(@surfgirl38yuko)です。

海外ノマドの人って住民票は抜いてるの?
海外にいる間、税金は支払ってるの?

 

こういった疑問を持っている人は多くいると思います。

 

結論から言うと、住民票を抜けば住民税や国民健康保険を支払わなくてよくなるのでかなりの支払いを減らすことができます。

でもすべての人におすすめできるものではないので、メリット・デメリットを見たうえで考えるのがおすすめ!

 

ここでは、海外ノマドは住民票を抜くべきなのか、税金の支払いや住民票を抜くメリット・デメリットを解説していきます。

 

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住民票を抜く=海外転出届を提出する

飛行機

「住民票を抜く」という言葉は、海外に興味がある人は知っている人も多いかもしれません。

YUKO
私は29歳でワーホリに行ってたときも住民票は抜いてました。

 

「住民票を抜く」というのは、管轄の役所で「海外転出届を出す」ことを言います。

 

役所には「転出届」という書類に記入して提出することになりますが、引っ越しをしたことがある人なら手続きは同じで、転出先住所欄に「オーストラリア」など国の名前を書くだけです。

詳しい海外転出届の手順は「住民票を抜く方法」でご紹介しています。

 

海外ノマドが住民票を抜くメリット

お金と税金

海外ノマドが住民票を抜くメリットは、以下の3つ。

一番気になっている部分だと思います。

  1. 住民税の支払い義務がなくなる
  2. 国民健康保険の支払い義務がなくなる
  3. 国民年金の支払い義務がなくなる(任意加入可)

 

住民税の支払い義務がなくなる

住民税の支払い義務がなくなるのはかなり大きいです!

住民税支払いの基準はその年の1月1日の住所になるので、4月1日に住民票を抜いたらその年の住民税は支払う必要があります。

 

そのため、1月出発で住民票を抜こうと思っている人は、日程変更して12月出発にすれば1年分の住民税支払いの必要がなくなるわけです!

YUKO
海外ノマドで住民票を抜きたい人は、抜く時期も気にしておくといいですよ!

 

国民健康保険の支払い義務がなくなる

国民健康保険の支払いも義務がなくなります。

というか国民健康保険に加入できなくなります。

 

ここはメリットでありデメリットでもあるので、デメリットでも解説します

 

国民年金の支払い義務がなくなる(任意加入可)

国民年金の支払い義務もなくなります!

ただし、支払わなくなる分将来もらえる額も減るのでここは個人の判断で任意加入するかどうか考える必要があります。

 

海外ノマドが住民票を抜くデメリット

海外ノマドが住民票を抜くデメリットは以下の3つ。

  1. 国民健康保険に加入できなくなる
  2. 銀行口座、クレジットカードが作れなくなる
  3. 失業保険が受けられなくなる

国民健康保険に加入できなくなる

病院

国民健康保険の支払い義務がなくなるのは、払うお金が少なくなるので嬉しいですが、国民健康保険に加入できなくなるのはデメリットです。

ただし、一時帰国で転入届を提出すれば国民健康保険証は発行してもらえるし、特にデメリットは感じません。

YUKO
私は住民票を抜いてオーストラリアにワーホリに行ってましたが、現地で骨折して日本で手術・入院することになったときも帰国後に転入届を提出して3割負担で病院代を支払いました!

 

 

海外ノマドでも住民票を抜かずにそのままにしておけば、海外で病院に行った際に海外療養費として一部払い戻ししてもらえる制度もあります。

でも、実際に支払った額からの算出ではなく、日本で同じ治療をした場合にかかる金額での算出になるので医療費の高い国の場合払い戻し額は少ない場合もあります。

 

銀行口座、クレジットカードが作れなくなる

デビットカード

銀行口座やクレジッカードは作れなくなります。

実際は実家の住所があれば作れるみたいですが、虚偽の報告になるみたい。

 

失業保険が受けられなくなる

仕事をやめてすぐに海外に行く人は少ないと思うのでデメリットになるかわからないですが一応書きました。

だって海外ノマドができる収入があったら失業保険はもらえないはずなので。

 

海外ノマドが住民票を抜くデメリット解決法

  1. 国民健康保険に加入できなくなる
  2. 銀行口座、クレジットカードが作れなくなる

ここでは、失業保険以外の2点のデメリット解決法をご紹介します。

 

国民健康保険に加入できなくなる

国民健康保険に加入できなくなっても、そもそも日本にあまりいないので、デメリットに感じないかもしれません。

 

海外にいる間は、海外旅行保険のついたクレジッカードを持っていれば海外で保険を利用して病院に行くこともできて安心です。

海外ノマドをするなら海外旅行保険のついたクレジットカードを作っておきましょう。

※医療費の高い国は別途海外保険に入ることをおすすめします!

 

銀行口座、クレジットカードが作れなくなる

銀行口座、クレジッカードが作れないことは個人的にそこまでデメリットに感じませんが、作りたい場合は住民票を抜く前に作っておきましょう。

YUKO
解決法になってなくてすみません。。

 

海外ノマドでも住民票を抜けない人

株取引

メリットを見て、海外ノマドだから住民票を抜こう!と思った人でも、抜けない人もいます。

それは、株やFXをやっている人!

 

FXの場合は、一部証券会社や海外FX業者を利用すれば取引することができますが、株の場合は口座解約が一般的です。

そのため、株を持っている人は住民票を抜かずに株取引を続けるのか、口座を解約して住民票を抜くか決める必要があります。

 

ちなみに仮想通貨の場合も、日本国内在住者のみしか口座開設できなかったり、口座解約が必要な業者も多いようです。

 

海外ノマドの所得税と確定申告

所得税については、住民票を抜いた抜いていないということよりも、所得税法上の居住者か非居住者かということ重要になるみたい。

我が国の所得税法では、「居住者」とは、国内に「住所」を有し、又は、現在まで引き続き1年以上「居所」を有する個人をいい、「居住者」以外の個人を「非居住者」と規定しています。

「住所」は、「個人の生活の本拠」をいい、「生活の本拠」かどうかは「客観的事実によって判定する」ことになります。

したがって、「住所」は、その人の生活の中心がどこかで判定されます。

ある人の滞在地が2か国以上にわたる場合に、その住所がどこにあるかを判定するためには、職務内容や契約等を基に「住所の推定」を行うことになります。

「居所」は、「その人の生活の本拠ではないが、その人が現実に居住している場所」とされています。
法人については、本店所在地がどこにあるかにより、内国法人又は外国法人の判定が行われます(これを一般に「本店所在地主義」といいます。)。

参照:No.2875 居住者と非居住者の区分

難しすぎる日本語ですが、いろいろなサイトを見たところ、海外にどれくらいいるから非居住者です。とかそういう簡単な基準では決められないようで、その人の生活スタイルなどによって短期間しか日本にいないのに居住者として扱われる人もいるみたい。

このへんは税務署の判断だと言えます。

 

さらに、事業所を持たない海外ノマドにぴったりな情報を見つけました。

  • 事業所得でも「PE」がなければ課税されない

「恒久的施設」とは、事務所等の物理的施設です。

個人で何らかの事業収入を日本から得ていたとしても、日本国内に事務所等の恒久的施設(Permanent Establishment、略してPE)がなければ日本国内では課税されません。

  • 税務当局の対応は

税務当局にはこのような新しい業務形態については担当によって回答もまちまちです。

今後、このような国境を越えたネットビジネスへの対応も明確になるでしょう。

いずれにしても海外で何らかの収入を日本の会社から得ている非居住者の方は、専門家に一度確認することをお勧めします。

参照:海外で日本のアフィリエイト収入を得たら税金はどうなる?

これは、戸村涼子税理士事務所さんの意見ですが、現在はこういったビジネスに関しては明確ではなく、税務当局も担当者によって回答もまちまちだと言われてます。

 

海外ノマドの場合、事務所がないので所得税を払う義務はないようにもとれますが、かなりグレーゾーンのように思えます。

税務署の回答が全てなので、分からないことはすべて税務署に確認するほうが安心です。

 

事務所はないにしても、アフィリエイト収益を得るために利用しているサーバーが日本にあるから日本に事務所があるとみなされると言っている人もいます。

YUKO
私は確定申告をして所得税をを払っています。

私は海外転出届を出す前に納税管理人を立てたので、確定申告の際は日本に帰る必要はないですが、この時期は日本で予定があるので結局帰ります。

 

居住者と非居住者の所得控除の違い

非居住者になることで所得控除が少なくなるので、非居住者になるデメリットでもあります。

でも、所得税法上のことで住民票を抜く抜かないは関係ないので上のデメリットには書いていません。

詳細は別の記事で解説しています。

 

住民票を抜く方法

書類を書く人

住民票を抜く場合、3つの方法があります。

  1. 管轄の役所に行って手続きする
  2. 転出届を郵送する
  3. 代理人申請をしてもらう

3つの方法がありますが、行く手間や代理人にお願いすることを考えると郵送するのが一番早いですが書類の不備や年金の手続きなどを考えると直接行くほうが安心!

海外転出届は、出発の14日前から提出できるようになります。

YUKO
海外転出届を提出する時は、私はパスポートも必要なく予約した航空券の提出もありませんでしたが、役所によっては提出が必要だった人もいるみたい。

 

手続き前には、事前に管轄の役所のホームページを見たり電話して確認することをおすすめします!

 

管轄の役所に行って手続きする

管轄の役所に行って手続きをするのは並ぶ手間を考えると大変ですが、分からないことや書類のミスなどはその場で直してもらって手続きが完了するので不安な人にはおすすめの方法!

必要書類

  1. 転出届(窓口や書類記入するところに置いてあります。)
  2. 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  3. 印鑑
  4. マインバーカードかマイナンバー通知カード
  5. 国民健康被保険者証
  6. 年金手帳

私の市ではネットでダウンロードできる転出届は郵送用のみだったので、事前に記入して持っていくことができませんでした。

 

海外転出届を提出すると、マイナンバーは失効します。

マイナンバーカードかマイナンバー通知カードは必須になるので忘れないように持っていってください!

 

転出届を郵送する

転出届は郵送で手続きができるので簡単ですが、書類の不備や年金の手続き等もあるのでここに詳しく書くのは避けます。

郵送で提出したい人は、管轄の役所に電話して必要書類をしっかり確認して不備のないように郵送してくださいね!

 

郵送用転出届は、管轄の役所ホームページでダウンロードできます。

「○○市役所(区役所) 郵送用 転出届」などで検索してみてください。

 

代理人申請をしてもらう

私は今回代理人申請を母にお願いしました。

代理人申請の場合、役所で手続きするときの必要書類に加えて委任状と代理人の本人確認書類が必要です。

(代理人が同一世帯の人なら委任状は必要ないかも。)

 

委任状も役所ホームページでダウンロードできます。

「○○市役所(区役所) 海外転出届 委任状」で検索してみてください!

 

一時帰国や帰国で住民票を戻す時の注意点

パスポート

「住民票を戻す」=「転入届を提出する」ということになります。

 

転入届けを提出する場合、パスポートの入国スタンプを見せる必要があります。

私は今回福岡空港から入国した際、顔認証システムで入国したので入国スタンプを押してなくて入国の確認に時間がかかりました!

 

YUKO
転入届を提出する際の帰国時は、入国スタンプを忘れずに押してもらいましょう!

 

一時帰国で病院に行きたい場合

一時帰国で病院に行きたい場合は、転入届を出して国民健康保険証をもらえば3割負担で病院に行くことができます。

 

その後、また海外転出届を出すこともできますが、そもそも海外転出届を出すというのは海外に1年以上海外に滞在することが目安になっています。

1年に何度も同じことを繰り返すのはよくないと思うので自己責任でお願いします。

 

 

私の場合、一時帰国で歯医者に行きましたがそんなに高い金額じゃなかったので転入届を入れるほどでもなかったような気もします。

YUKO
「転入届を出しに行く→海外転出届をまた出しに行く」の手間を考えたら10割負担してもよかったという感想です。

 

もちろん金額にもよるのでここは自己判断で決めてくださいね。

海外ノマドの間では、物価の安いタイなどで歯医者に行っている人もいるみたいです。

 

海外ノマドが住民票を抜くかは日本にどれくらいいるかが重要!

海外ノマドの住民票を抜く手順や税金、保険について解説しました!

正直すべての海外ノマドに住民票を抜いたほうがいいとおすすめできるものではなく、日本にどれくらいいるかや国民健康保険などいろいろな面を見て考えるべきです。

 

ぜひ海外ノマドの際に参考にしてみてください!

 

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