環境に優しい生活をしたいと思った時に考えることの一つに地球温暖化があります。

地球温暖化の原因の一つに二酸化炭素があり、できる限り二酸化炭素の削減をしていくことが温暖化対策になります。

 

この記事では、地球温暖化と繋がりの深い「カーボンフットプリント」について解説しています。

私たちができることもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

カーボンフットプリントとは?

カーボンフットプリント(Carbon Footprint)は、直訳すると「炭素の足跡」ですが、商品やサービスの原材料を集めるところから廃棄されるまでの間に排出される温室効果ガスの排出量をCO2(二酸化炭素)に換算して表示する仕組みです。

 

CO2排出量を「見える化」することで、CO2の削減を目指すことが目的となっています。

  • 事業者→企業間で協力して更なるCO2排出量削減を推進することを目指す
  • 消費者→より低炭素な消費生活へ自ら変革していくことを目指す

 

カーボンフットプリント

出典:初心者のためのCFP

製品を作る過程だけでなく、冷蔵庫で冷やす時に使うエネルギーや、リサイクル処理にかかるエネルギーなども計算されているのがわかります。

 

温室効果ガスが増えるとどうなる?

地球は、昼間の太陽が出ているときに太陽の熱によって暖められます。

そして夜になるとその熱を宇宙へと放出します。

 

温室効果ガスは、この熱の一部を吸収することで地球が冷たくなりすぎないように調整してくれる大事な役割を持っているのです。

でも、温室効果ガスが増えすぎると、熱を吸収しすぎて地球の温度が上がってしまいます。

 

これが地球温暖化です。

 

温室効果ガスは人間が生きていくうえでとても大切なものですが、増えすぎるのはよくありません。

 

温室効果ガスには、二酸化炭素のほかにメタン、一酸化二窒素、フロンガスなどがありますが、その中でも二酸化炭素は地球温暖化への影響度がもっとも大きいガスだと言われています。

 

CFPマークとは

CFPマークとは、CO2の見える化を推進し、その削減を目指すためのマークです。

CFPマークを取得するためには、ルールにしたがってカーボンフットプリントの計算をし、第三者によって検証してもらう必要があります。

 

イオンやサラヤなどが取得していますが、2020年3月31日で新規申請受付は終了しています。

 

カーボンフットプリントが一般の消費者に浸透しておらず、CFPマークの認知度も低いのが現状です。

環境に優しい生活をするためには、マークの有無に関わらず何かを購入するときにカーボンフットプリントがどれだけかかっているのかを想像することが大切です。

 

カーボンフットプリントを減らすために私たちにできること

  1. 大量生産・使い捨ての商品を避ける
  2. お肉や乳製品を食べない日をつくる
  3. ホールフードを実践する
  4. 再生可能エネルギーに切り替える
  5. 中古アイテムを利用する

大量生産・使い捨ての商品を避ける

大量生産といえば、ファストファッションが問題となっています。

ファストファッション業界では、シーズンごとに大量の洋服が生産され、売れ残った洋服は着られることもなく大量に廃棄されています。

 

環境省の調査によると、国内で1年間に供給される洋服の製造から廃棄までの工程で排出される二酸化炭素は、9,500万トンにのぼるそうです。

 

エシカルファッションを取り入れたり、買ったものは長く大切に着ることがとても大切!

 

また、プラスチックなどの使い捨ての商品を使い続けることも、二酸化炭素の排出に影響を及ぼします。

マイバッグを持参したり、レストランなどのテイクアウトでお箸を断るなど、使い捨ては避けて何度も利用できるものを使う意識を持つようにしましょう!

 

お肉や乳製品を食べない日をつくる

牛のゲップには、地球温暖化の原因となるメタンガスが含まれています。

また、牛を飼育するための飼料の生産や輸送には二酸化炭素が排出されます。

 

お肉を食べない日を作るだけで、温室効果ガスの排出削減に貢献することができるんです。

 

畜産業のカーボンフットプリント

出典:バカにできない?肉の生産で出る温室効果ガス

牛肉1キロによる温室効果ガスの排出量は23.1キロ。

豚肉1キロなら7.8キロ、鶏肉は豚肉の半分程度だと言われています。

 

お肉を食べない日を作るのが辛いという方は、牛肉を豚や鶏にするだけでも温室効果ガス削減に貢献できます。

 

ホールフードを実践する

ホールフードとは、皮や芯までまるごと食べたり、加工の過程や人工成分の添加がない食べ物を食べることです。

加工食品は工場で生産されるため、野菜・フルーツそのものを食べるよりも温室効果ガスが排出されます。

 

ホールフードを実践することで、栄養もたっぷり摂れるうえ環境に優しい食生活になるため、私も普段から実践しています。

ホールフードについても詳しく記事を書いています。

 

再生可能エネルギーに切り替える

再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスといった温室効果ガスを排出せずに国内で生産できるエネルギー源です。

日本のエネルギー供給は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料が8割以上を占めており、そのほとんどを海外に依存していると言われています。

 

SDGs目標7には、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という目標があり、再生可能エネルギーに切り替えることはSDGsに貢献することにも繋がります。

 

私も以前一部再生可能エネルギーの電力会社に切り替えましたが、再生可能エネルギー発電促進賦課金を支払う必要があるため、料金が少し高くなってしまうのがデメリット。

 

これが再生可能エネルギーが日本で普及しにくい理由の一つとなっています。

 

 

中古アイテムを利用する

温室効果ガスは、商品やサービスが製造される過程で多く排出されます。

中古アイテムを買うことは、製造過程で排出される温室効果ガスを削減することに繋がるため、注目されています。

 

フリーマーケットやフリマアプリ、リサイクルショップなどをうまく使うことで、温室効果ガス削減に貢献することができます。

 

商品やサービスができるまでの過程を想像しよう

温室効果ガスを二酸化炭素に置き換え数値化したカーボンフットプリントについてご紹介しました。

 

温室効果ガスは、地球温暖化の原因となるため、普段の生活からできる限り削減していくことが大切です。

気軽に始められる取り組みもあるので、小さな一歩からでもいいのではじめてみませんか?

 

環境についての記事も書いています。

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