※当サイトにはプロモーション(広告)が含まれています。

環境のために取り組みたい手軽にできる取り組みの一つに、ゴミを減らすというアクションがあります。

 

2018年度に排出されたゴミの量は東京ドーム約115杯分とも言われており、2040年にはゴミを埋める場所がなくなってしまうと言われています。

また、家庭から出る燃えるゴミの大部分は生ゴミが占めています。

生ゴミは水分が80%と言われていて、生ゴミを燃やすことはとっても負荷がかかってしまい二酸化炭素の排出量も増えてしまうんです。

 

そして、ゴミを処理するのにも人件費やゴミ処理場の機械を使うなどのお金がかかり、2019年度で使われたごみ処理事業経費は2兆円以上ととんでもない金額!

この金額は税金でまかなわれています。

 

ゴミを減らしてゴミ処理にかかるお金を減らすことができれば、ほかのことにお金を使うことができるようになりますよね!

YUKO
そういう意味でもやっぱり選挙に行くって大切なんだなぁと最近感じています。

 

そんなゴミを減らすためのアクション「3R」や「5R」についてご紹介します。

 

インスタでも簡単にまとめています!
 

日本のごみ問題やプラスチックリサイクルについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

 

ゴミを減らすアクション3Rとは?

ゴミを減らすアクションとしてよく知られている方法が3R(スリーアール)というアクションです。

  1. Reduce(リデュース)―ゴミを減らす
  2. Reuse(リユース)―繰り返し使う
  3. Recycle(リサイクル)―再び資源として利用する

Reduce(リデュース)―ゴミを減らす

リデュースは、「減らす、減少させる」という意味があり、ゴミになるものを家庭に持ち込まない取り組みを言います。

 

例えば、安いからと言ってたくさん買うことをやめて必要なものを必要なだけ購入したり、料理を作りすぎず食べ残さないようにしたり、詰替え製品を利用するという方法があります。

YUKO
まずはゴミを出さない、という意識を持つことが大切です。

 

Reuse(リユース)―繰り返し使う

リユースには、「再利用する」という意味があり、一度使ったものを捨てずに繰り返し使う取り組みです。

 

ジャムの瓶など使い終わった瓶を洗って小物入れや食材を入れるために使ったり、着なくなった洋服を小さくカットして食器についた汚れを拭き取ったりして繰り返し使うことができます。

 

Recycle(リサイクル)―再び資源として利用する

リサイクルは、日本語でもそのまま使われていますが、「リサイクルする、再生利用する」といった意味があります。

再利用出来ない製品や袋などを、別のものや同じものに再度生まれ変わらせることを言います。

 

リサイクルは、新しいものを一から作る必要がないため、資源の利用が減るメリットがありますが、同時に人件費やエネルギーなどのコストがかかる方法でもあります。

3つのRの中では一番環境負荷が高い方法。

 

そのため、一番にリサイクルを考えるのではなく、リデュース(ゴミを減ら)し、リユース(再利用)し、それでも利用できなくなったものをリサイクルするという意識が必要です。

 

スポンサーリンク

3Rが進化した5Rとは?

5R(ファイブアール)は、3RにRefuse(リフューズ)とRepair(リペア)が増えたアクションで、さらにゴミを減らしていくための取り組みです。

  1. Refuse(リフューズ)―不必要なものを断る
  2. Reduce(リデュース)―ゴミを減らす
  3. Reuse(リユース)―繰り返し使う
  4. Repair(リペア)―修理する
  5. Recycle(リサイクル)―再び資源として利用する

Refuse(リフューズ)―不必要なものを断る

Refuse(リフューズ)には、「断る、拒絶する」という意味があります。

ゴミを減らす前にしっかりと必要のないものを断るという取り組みです。

 

例えば、マイバッグを持参してレジ袋を断ったり、持ち帰りでお箸やストローを断ったりといった取り組みができます。

 

Repair(リペア)―修理する

Repair(リペア)には「修理する」という意味があり、壊れたものややぶれたものなどを直して再度使う取り組みです。

 

穴の開いた靴下を縫ってまた履いたり、壊れたバッグを修理依頼に出したりといったことができます。

 

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』著者が実践する5R

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』は、家族4人で1年間に出るごみの量がガラス瓶たったの1本分というアメリカに住むフランス人女性の書いた本です。

ゴミを減らすための実践的な取り組みも紹介されているので、何度も読み直すことで自分の生活を振り返ることもでき、実践しやすいのが魅力。

YUKO
私も何度も読んでいます!

 

この本では、 5Rとして「Repair(リペア)―修理する」ではなく「Rot(ロット)―堆肥化する」という取り組みを紹介しています。

  1. Refuse(リフューズ)―不必要なものを断る
  2. Reduce(リデュース)―ゴミを減らす
  3. Reuse(リユース)―繰り返し使う
  4. Recycle(リサイクル)―再び資源として利用する
  5. Rot(ロット)―堆肥化する

Rot(ロット)―堆肥化する

Rot(ロット)には、「腐らせる」という意味があります。

これは堆肥化するという取り組みで、日本でも「コンポスト」として取り組んでいる人も多いアクションです。

 

生ゴミを堆肥化することで、ゴミを削減できます。

すでに紹介したように、生ゴミは80%が水分なので、生ゴミを堆肥化するだけで燃えるゴミを燃やす際の二酸化炭素排出量を抑えることに繋がります。

 

LFCコンポスト
LFCコンポスト

 

私はLFCコンポストを使っています!

 

さらに、現在は5Rがどんどん進化してゴミを減らすだけじゃない地球に優しい取り組みも増えているようです。

5Rが進化した19のRを知りたい方は、ぜひこちらの記事も一緒にチェックしてみてください!

 

ゴミを減らすためにできる具体的な取り組みリスト

取り組みの紹介だけでなく、ゴミを減らすためにできる具体的な取り組みをリストにしてまとめました!

リストを読むことで、小さなことでも少しずつ行動をはじめる人が増えれば嬉しいです!

YUKO
私も完璧ではないですが、できることから行っています!

取り組みの最後にあるカッコは、5Rに当てはめています。

 

 

  • 買い物にはマイバッグを持参し、レジ袋を断る(Refuse)
  • 過剰包装や割り箸、ストローを断る(Refuse)
  • 食材の買い物は必要な分だけ買い最後まで使い切る(Reduce)
  • テトラパックのリサイクルを利用する(Recycle)
  • 穴の開いた靴下を縫って履く(Repair)
  • 量り売りのお店にジャムの空き瓶を持参する(Reuse、Reduce)
  • 使わなくなったバスタオルを切って雑巾にする(Reuse)
  • 生ゴミを堆肥にする(Rot)
  • 着なくなった洋服を売る(Reduce)
  • プラスチック包装されていない野菜を買う(Reduce)
  • コーヒーショップにはタンブラーを持参する(Reduce)
  • フリーマーケットを活用する(Reuse)
  • ゴミと資源を分別する(Reduce、Recycle、Refine)
  • 不要なダイレクトメールは受け取り拒否する(Reduce)

 

テトラパックのリサイクルは、豆乳パックやジュースのパックなどを回収してくれる「テトラパックリサイクル便」の利用がとても便利です!

よく豆乳を飲む方はこちらもチェックしてみてください!

 

楽しみながら今日から実践しよう!

小さなことでも、できることはたくさんあります!

私がゴミを減らす取り組みの中で一番効果があったと感じたものはコンポストです!

 

自宅の小さなベランダでもはじめることができるLFCコンポストを使っています。

コンポストをはじめてまだ1ヶ月半ほどですが、2週間に1回ほど出していた燃えるゴミをまだ1回も出していません!!

 

ほかにも、テトラパックのリサイクルを知ってから、豆乳パックを燃えるゴミで捨てることもなくなりました。

 

ゴミを減らすことは、環境に優しいだけじゃなく、自分の生活も豊かにしてくれるなぁと実感しています。

ぜひできることから実践してみてくださいね!

 

SDGsに貢献できる取り組みについても記事を書いています!

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事